前回の続きです。今回は小型二輪免許。
正しくは、「普通自動二輪小型限定」免許。
125cc以下の排気量のバイクに乗ることができます。
この125ccまでのバイクをいわゆる原付と呼びます。
免許取得の条件は、満16歳以上であること。
視力が両眼で0.7以上、片眼でそれぞれ0.3以上あること。
※眼鏡・コンタクトレンズ使用でも可。
小型二輪以上の免許は、教習所に通うか、試験場にいきなり試験にいく、いわゆる一発試験を受ける、2通りの免許を取る方法があります。
教習所に通うと、一定時間の学科と実地教習を受け、卒業検定(実技試験)に合格後、試験場で適性試験及び学科試験(普通免許所持者は免除)に合格すれば、免許が取れます。
教習所に通うメリットは、やはり、きちんと練習ができることです。
初めてバイクの免許を取る場合、それまで無免許でバイクに乗ったことがあれば別ですが、普通は初めてバイクに乗るわけですよね。
教習所は、楽しいですよ〜。
初めてバイクに乗るドキドキと、日々運転がうまくなる充実感。
それに、バイクが好きな人が集まってるので、友達もできます。
もしかしたら彼女(彼氏)ができるかも・・・

ただ、小型二輪免許を教習所で取る場合、入学費、教習費、試験代などで、合わせて13万円程度お金がかかります。
それに、規定時間で終わらなければ補習にもお金がかかります。
すでに自動車の免許をもっている場合は、学科教習と学科試験が免除されるので、約8万円ほどになります。
(教習所によって金額は変わります)
一発試験は、そういった、教習にお金がかからないので、お金が無い、節約したい人は一発試験を受けるといいでしょう。
ただし、いきなり試験場で試験を受けて一回目で合格できるほど、簡単なものではありません。
一発試験を受ける人は、大体、3回以上受験するハメになります。
中には10回以上落ちる人もいます。
そうなるとかえって教習所の方が安かったりしますので、5回以内で受かる自信が無いなら、最初から教習所に通った方がお得です。
小型二輪も、中型も、大型も、基本的に学科試験は共通です。
筆記試験の勉強は書店に問題集がたくさんあるので、それを購入して勉強すればいいでしょう。
試験の出題数は95問。
制限時間は50分。
90%以上正解で合格になります。
実技試験に使われる車両は通常125ccです。
試験内容
一本橋(直線狭路コース) (5秒以上)
連続進路転換コース(スラローム) なし
波状路 なし
急制動 一回
坂道発進 なし
ちなみに
・51ccから91ccまでは黄色ナンバー。
(第二種原動機付自転車乙)
年間自動車税 1200円
・91ccから125ccまではピンクナンバー。
(第二種原動機付自転車甲)
年間自動車税 1600円
どちらも小型二輪免許で乗れます。違いは・・・税金だけ。
制限速度は自動車と同じ。
二人乗りができます。
高速道路は走れません。
歩道も走れません。
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