バイクのエンジンがうるさい、そんなときまず疑うのはマフラーです。
もちろん、わざと大きな音の出るマフラーやチャンバーに交換しているなら、それはそれでいいんですけどね。
でも、何もしてないのになぜかうるさい、静かにしたい!
そんなときはどうすればよいか?
まず、なぜ排気音がするのかを簡単に説明すると・・・。
エンジン内でガソリンと空気の混合気が、爆発してエンジンの回転力を生みます。
このときの爆発音が、排気ガスといっしょにマフラーから排出されます。
マフラーにはバッフルという消音材が入っていて、それにより排気音を抑えてます。
つまりエンジン音=排気音といえます。
ということは、エンジンがうるさい=排気音がうるさい、となりますね。
では、排気音がうるさくなる原因はどういったものがあるのか?
たとえば、タイヤ交換やキャブレターのメンテナンスのためにマフラーを取り外して付け直したり、段差や縁石などにバイクの下回りをぶつけたときに、マフラーの根元にすき間が出来て、爆音がするようになってしまうことがあります。
エンジンとマフラー(正確にはエキパイ)の接続部分には、ガスケットという隙間を埋める部品があるんですけど、それがずれちゃったりすると、排気音が大きくなることがあります。
また、エキパイが錆びて穴が開いたりするとやはり排気音がうるさくなります。
これらは上記のバッフルを介さないで、直接排気ガスと爆発音が外に洩れてしまうせいです。
ということで、対策としては、
■ガスケットをきちんと取り付ける。
■マフラー(エキパイ)に損傷がないか確認して、損傷があれば補修、もしくは交換する。
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