今回で最終回です。
最終的にはまさかの結末を迎えることになるわけですが、
とりあえず、前回の続き。
一晩寝ずにネットで情報収集をした結果、なにげに2社同時査定は
いいかもしれない、ということが分かりました。
しかも、これは最終的にラッキーなことにつながるんですが、
通常、モトソ肉は、同時査定はしないそうです。
今回は、たまたまモトソ肉が先に電話してきて、出張査定の段取りを組んだ後に、バイコーが同時査定を提案してきたため、モトソ肉は、同時査定になるということを知らずに来てしまったわけです。
もし、先にバイコーが予約していて、後からモトソ肉が連絡してきたら、同時査定は無かったということです。
で、予定の時間に先に到着したのは、やっぱりモトソ肉。
そこで、初めて、バイコーと同時査定だということを告げると、
エェΣ( ̄ロ ̄lll)
という顔をしていました。(笑)
しばらくしてからバイコー到着。
早速、2社同時査定開始。
「これは通勤に使われてたんですかー?」
という質問には「まあ」とあいまいな返事。
「買い替えとか考えてるんですか?」
という質問には「まあ」とあいまいな返事。
とにかく、余計なことはしゃべらない。
うかつにしゃべると墓穴を掘るからね。
「この傷はどうされたんですか?」
という質問にも「ん〜?」などと、お茶を濁す。
どうせ相手はあらを探しているのだから、わざわざコチラから
教える必要は無いのです。
で、そのうち、両者、「会社に相談してみます」といって
ちょっと離れたところで電話をしだしました。
一応ね。
ボク、これでも元バイク屋なのね。(もちろん言わないけど)
で、査定の仕方見てたら、
「ああ、この人たち、あんまりバイクに詳しくねーな」
って思いました。
まあ、向こうは安く買い取りたい、こっちは高く売りたい、
という、反対の思惑があるわけで、言ってみれば知恵比べなんだよね。
この場合、ボクは素人を装って、とにかく査定額を出させて、
へっぽこな金額を提示したら、ぶちきれて、
追い返してやろうと思ってたんだけど。
10分くらいして、電話が終わり、両社がメモに買取金額を書いて
ボクに渡してきました。
「高い金額の方を読み上げてください」って。
「高い査定をした方が買取ということで」だって。
おいおい、何かってに買取決定してんだっつうの。
まあ、とりあえず査定額を見てみようと。
メモを見ると、モトソ肉のメモには¥124,000円。
オオΣ( ̄ロ ̄*)
以外にも10万を超えていてビックリ。
こりゃあ、この金額で決まりか?と思いつつ、
バイコーのメモを見ると・・・・
¥140,000-
ん?
じゅうよんまんえん?
オオオΣ( ̄ロ ̄lll)
というわけで、ボクはぶちきれることなく、
モトソ肉さんはあっさり引き下がり、
ボクのバイクは14人の諭吉さんとなって、ポケットに収まり、
動かない我が愛車は、動かないという事実を知らないバイコーさんに
引き取られていきました。
※これは実話ですが、必ずしも今回のような結果になるとは、断言できません。あくまで参考にとどめてください。