昨日まで普通に走っていたバイクが、
なぜか突然動かなくなった・・・。
まあそんなことも、たまにはありますよ。
あきらめましょう。
ウソです。ごめんなさい。
ということで、今回は、
昨日まで動いてたバイクが、
突然動かなくなったときの対処法です。
さて。
昨日まではちゃんと動いていたんだから、
重大な故障は考えにくいですよね。
何か昨日までにおかしい点があったなら、
それが原因かもしれませんが、
もし何の前触れもなく動かなくなったのなら、
とりあえず、いくつかの項目をチェックしましょう。
と、その前に。
マニュアルどおりにエンジン始動の手順をやってみましょう。
キーを差込み、ONにする。
↓
ブレーキをかけながら、セルスターターを押す。
↓
セルスターターがない場合は、
スタンドをかけたまま、キックレバーを踏み込む。
普通なら、コレでエンジンがかかりますよね。
ちなみに、エンジンがすぐにかからない場合、
セルスターターより、キックスターターのほうが、
エンジンはかかりやすいです。
セルもダメ、キックもダメ。
こうなると、軽くトラブルシューティングが必要です。
まず、ありがちなのがキルスイッチがオフになってる。
セルスターターの上のほうにあるスイッチです。
オフってないか、チェック!
コレでかかればラッキーです。
ケッコウ盲点なので、要チェックですよ!
「すいませーん、エンジンがかかんなくなっちゃったんですけど」
なんていいながら、ショップまで押していく前に、
必ずチェックしてくださいね。
キルスイッチ。
次に、マフラーの穴のつまりを見てみましょう。
なんか詰まってないですか?
針金とかあれば、ちょっと穴の中を突っついて見ましょう。
不燃ガスとかごみがマフラーを詰まらせることがあります。
マフラーが詰まると、
排気ガスがエンジンから外に出られなくなるので、
エンジン内に酸素がなくなり火がつかなくなります。
すると、当然エンジンがかからなくなります。
※嫌いなヤツのバイクのマフラーに
ゴミを詰め込んではいけません。
次に、ガソリン。
まあ、入ってるでしょうけど、一応、念のために。
たま〜に、タンクを揺らすとチャプチャプ言ってる場合でも、
キャブにガソリンがいってない場合もあるので、
できればキャブのドレンを少し開けてみましょう。
「キャブのドレンてなに?」
って人は、無視してください。
次に2ストの場合のみ、オイルが入ってるかチェック。
コレも入ってるでしょうけど、一応ね。
万が一、オイルがなくなってたら、
エンジンの焼きつきも覚悟しておきましょう。
次に、プラグキャップのチェック。
外れてないかチェックしてくださいね。
コレはちょっと面倒ですけど、軍手でもして、
プラグキャップが外れてないか、グラグラしてないか確認します。
ココまでやっても動かないとなると、
ちょっと本格的なトラブルシューティングになっちゃいます。
このサイトでは、初心者やトーシローさん(素人)でもできる
原付メンテナンスの方法をメインとしているので、
あまり高度なスキルが必要なことは書きません。
というわけで、上の5項目をチェックして、
それでもダメなら、サクッとあきらめて、
バイク屋さんに泣きついてください。
オイオイ!モウチョットナンカナイノカヨ?Σ(゚◇゚;)
うーん。
あ、そうだ。
エンジンの基本的な仕組み、
というかサイクル。
コレを覚えておくと、トラブルのとき役に立つかもしれませんね。
じゃあ、それはまた、次回ということで。
追記
バッテリーが上がってると、やっぱりエンジンは
かかりにくいです。
いつも楽しく見させて
もらってます!
質問なんですが
キャブの調子が悪くて
ドレンからガソリンが
垂れ流しなんです...
ドライバーでコンコンしても
ネジを最高までしめても
止まる気配はなく...
一体どうすれば
良いんでしょうか!?泣