原付のエンジンてわずか50ccしかないです。
50ccって言ったら、350mlの缶コーラの7分の1です。
ものすごい少ないですよね。

そんなちいさいエンジンで、
体重60キロとか70キロとか、
ヘタすりゃ100キロくらいある人間を
乗せて走るわけです。
でまあ、法律では時速30キロ制限だけど、
実際には時速50キロくらいで走るワケですから、
焼きついてもおかしくないですよね?
ところが!
実は原付のエンジンて、
意外と焼きつかないんです。
「何でそんなに頑丈なの?」
って思うくらい、小さいくせに丈夫なんですね。
まあ、基本的に単気筒(シングル)エンジンなんで、
構造がシンプルっていうのも、
丈夫な要素のひとつなんでしょう。
それに、最近の原付バイクは、
排ガス対策で4サイクルになってるし、
当たり前のように水冷になってますからね。
昔の原付は、ほとんど2ストエンジンで、
比較的焼きつきやすかったですけど、
今の原付は、よっぽどひどい乗り方さえしなければ、
焼きつく心配はほとんどないですね。
もちろん、定期的なメンテナンスをちゃんとすれば、ですけど。

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